ALPS MD-5500というWindows 95~XP時代のプリンタです。生産終了して久しいのですが、いまだに現役で動いています。Windows 7には対応しておらず、Windows 7にアドオンしたXPのＯＳ(XP mode)上で動作しています。顔料系のインクカセットを使用しており、耐光性に優れており、独特の深い色合いが特徴です。特に、普通紙に印刷した文字の輪郭は鮮明で、オフセット印刷のクオリティであり、いまだにインクジェットの及ばない領域です。
A4を１枚印刷するのに５分くらいかかります。１色を印刷し、用紙を排出する直前に、再度、本体に用紙が引き込まれます。その間にインクカセットを内部で自動的に交換し、次の色を印刷します。これをインクカセットの本数分、繰り返します。通常の印刷では、赤、青、黄、黒の４つのインクカセットを使いますが、できあがった印刷物は、0.1ｍｍのズレもなく、見事に印刷されています。紙送りの神業です。
このプリンタで、ネームプレートや名刺を作っています。ネームプレートの下は、Ｘ線のガラスバッチです。こんな感じのネームプレートと、Ｘ線のバッチは、医療ドラマでよく見かけますね。
なお、当院では、スタッフ全員がフルネームのネームプレートを着用しております。
