デンタルオフィスみなと 公式ブログ

静岡県沼津市の歯科医院「デンタルオフィスみなと」です。

Windows 7へWindows XPを導入!の始末記


2001年に発売されたWindows XPは、またたく間に世界中を席巻し、2008年にマイクロソフトが出荷を停止した後も、2011年9月でのシェアは世界中で47.29%もあり、アメリカでは2012年4月時点でも22%だそうです。
私もXPが発売されてすぐに買ったXPのノートパソコンをずっと使ってきましたが、2010年末の故障を機に、Windows 7のパソコンへ鞍替えしました。さあ最新の64ビット、久しぶりに速くて大容量のパソコンに満足...のはずが、今まで使っていたいくつかの周辺機器が動かないことが判明し、愕然!(私はあまりパソコンに詳しくありません)。まず、音楽を鳴らしていたUSBオーディオは、付属ソフトのバージョンアップで解決。
さて、次はプリンタです。アルプスのマイクロドライMD-5500というWindows 95時代のもので、顔料系インクを熱転写で印刷するという最後のプリンタです(1999年10月発売、2010年5月に製造終了)。これも買ってから10年たつ骨董品ですが、私は何とか動かそうと、アルプスのHPを開くと、「Windows 7の64ビット版に対応せず」でした。あまりのショックで茫然自失...。
それから4か月。あきらめきれずにXPのパソコンを購入するかまで考えていたところ、Windows 7でXPを動かす「Windows XPモード」なるものがあることが判明。これはXPのOSをまるまるWindows 7のパソコンに入れるもので、ウインドウの一つとしてXPが起動します。これなら、わざわざXPマシンを買わずに済むと、さっそく、マイクロソフト社HPから必要なソフトをダウンロードしました。まず、Windows 7のHome EditionからProfessionalへアップグレードが必要で、11340円也。さらに同社から無料のソフトを2つダウンロードし、パソコンに命じられるまま何度も何度も再起動を繰り返し、3〜4時間かかってようやく導入終了。しかし、まだプリンタを認識しません。それから格闘すること数時間、ゴールデンウイークのまる一日を費やし、あれこれ設定をいじって、ようやく印刷できたのでありました。最後の難関は、USBポートの設定でした(写真)。
 パソコンや家電の進化はありがたいのですが、古いソフトや周辺機器という貴重な資産を継承することも、考えてほしいものですね。    2012年5月26日